\documentclass[a4paper,11pt]{jsarticle} \title{あくびがうつることと相手との共感性に関する研究} \author{山 元 啓 史} \date{東京工業大学リベラルアーツ研究教育院} \usepackage{natbib} \usepackage{hangcaption} \usepackage[dvipdfmx]{graphicx} \bibpunct[:\,]{(}{)}{,}{a}{}{,} \begin{document} \maketitle \section{はじめに} あくびがうつる理由ははっきりわかっていない\citep[106]{ohara2009}。 共感説\citep[92]{ohara2013}があるようだが、その仮説によると自分が自分に共感する場合があったとしたら、やはりあくびが出るのであろうか。 「鏡を使えば永遠にアクビは出続けるのか?」\citep{daily2014}では、自分の顔を動画に撮り、それを見てあくびがうつるかどうかを検証し、簡単にあくびがうつったことを報告している。しかし、鏡で自分の顔を写し、それに向かってあくびをしたところ、リアルタイムである場合にはあくびはうつらなかった。 自身であったとしても、ビデオ視聴による例では、共感の意識が強まったこと、鏡による例では、自分自身の同一視が強く共感の意識が生まれなかったことが考えらもするが、見てからあくびがうつるまでの時間がここには考慮されていない。あくびがうつるまでの時間はある程度の時間が必要であり、リアルタイムではない可能性がある。 \begin{figure}\centering\small \includegraphics[width=30mm]{pleasant.pdf} \includegraphics[width=30mm, trim=60 210 60 60, clip]{pleasant.pdf} \captionwidth=.5\textwidth \hangcaption{pdf画像の貼り付け: 左が幅30mmの指定だけ。 右が幅30mmで左下右上の各辺を60,210,60,60ピクセルずつ トリミングした絵。} \end{figure} \begin{figure}\centering\small あくびをする・あくびを見る\\ $\downarrow$\\ 素に戻る時間がない。\\ あくびを催す準備時間がない。\\ 見てからの時間経過が長すぎる。\\ $\downarrow$\\ あくびがうつらない\\ \caption{あくびがうつらない仮説モデル} \end{figure} 仮説はあくびを催すには時間がかかり、あくびを見ても催すのに必要な時間がなければ、あくびはうつらないことになる。あくびを見せた後、あくびがうつるまでの時間を計測し、あくびの催す時間の検討を行う。 \section{方法} \section{結果} 結果は表を書いて、生データをそのまま掲載してはいけない。 結果から結論を述べやすくするために、適切な集計を施してから、作表する。 \begin{table}[tbp]\centering \captionwidth=.6\textwidth \hangcaption {Result of subtracting the elements of OP{\scriptsize(298)} from\ \ those of CT{\scriptsize(298, koma)}: it indicates the ratio of the ingredients of OP{\scriptsize(298)}.} \small\tt \def\arraycolsep{0pt} \def\tabcolsep{5pt} \begin{tabular}[t]{llrcl}\noalign{\hrule height 0.8pt} OP & (valid number of element)\hspace{10mm} & &=&16\\\hline E & (ratio of exact match) & 12/16&=&.750\\ F & (ratio of field match) & 1/16&=&.062\\ G & (ratio of group match) & 2/16&=&.125\\ T & (ratio of total match) & 15/16&=&.938\\ U & (ratio of unmatched OP) & 1 - T&=&.062\\ \end{tabular} \label{tab:ingredientop} \end{table} Table~\ref{tab:ingredientop} is a calculation of the components of OP{\scriptsize(298)}. 12 elements out of 16 (75 percent) are exactly matched in CT{\scriptsize(298, koma)}. \section{考察} \section{おわりに} 本論はあくびを見てから即刻のようにあくび催す時間が考慮されない場合、あくびを見てからある時間以上経過した場合、あくびはうつるかどうかを検証する目的で、ビデオ撮影した自分のあくび動画を用いて実験を行ったところ、あくびを催すのに必要な時間は最低でも○○秒、平均○○秒かかることから、自分のあくびの終了後すぐに、それを見た自分自身があくびを催すことはなかった。またあくびを見て、あくびが移った場合は、最長○○秒であり、それ以上の時間を経過してからあくびは出なかったなかったことから、あくびのうつるのに有効な期間は○○であった。ゆえに、自分のあくびする姿を鏡でみても \bibliographystyle{jecon} \bibliography{ctbib} \end{document}