論文の書き方の本はたくさんある。WEBでどれぐらいあるか調べてみよ。
なぜ論文の書き方の本がたくさんあるのかを考えよ。 たくさんあるのに、書けないという学生が多い。なぜか書けないのか、グループで考えよ。
論文の書き方の本はどのように活用すれば良いかを考えよ。
論文の読者は次の順番で読むと言われる。なぜ1から8のような点を読むのかグループで考えよ。
簡単な実験を考えよ。ただし、客観的なデータが取れる実験に限る。
http://cuckoo.js.ila.titech.ac.jp/~yamagen/writing.html
「スキルは自ら編み出すものだ」という人がいる。スキルとは何かを議論せよ。
何がスキルを身につけるのに効果的かを考えよ。
資料「書くということ」を読んで、自分にとって重要だと思うことに丸印をつけ、他の人と意見交換せよ。
「書く楽しみ」はどうすれば見つかったかを発表せよ。
リサーチクエスチョンとはどんなものであるかを、グループで話し合え。
自分の立てたリサーチクエスチョンを発表し、YesかNoかで答えられるかどうかをグループで確認せよ。
「はじめに」の後にすぐ「おわりに」を書く理由と意義について考えよ。
「あなたのテーマ」に関係する概念をインターネットで調べ、関連書籍、関連論文を図書館で取り寄せ、citationを記載せよ。
「あなたの研究テーマ」に関連する科学概念は、どの領域で何と言われているのか、通説はどうなっているのかをグループで考え、互いに意見交換せよ。
「あなたの研究テーマ」は、狭く考えたら、何の問題と言えるか、広く考えたら何の問題といえるか。グループで話し合え。それをキーワードとして関連論文が探せるかどうかも検討せよ。
自分の研究を今週日曜日の朝10:00までに提出するための「本当にできる計画」を立てて、それが実行できるかどうかをグループで話し合え。
佐谷秀行著「バイオ論文はこう書く」の14ページに「図をまず4つ作る」とある。この方法の良い点と注意すべき点について話し合え。
「特徴がある」と論文で述べる人がいるが、「特徴」とは何か。どうすれば特徴は述べられるのかをグループで考えよ。
ある人が「AとBとは似ている」という。「似ている」とはどういうことか。話し合え。
ある人が「AとBとは違う」という。「違う」とはどういうことか。話し合え。
「違い」「違うこと」を説明するためには、どのようなことを行い、説明すればよいか。話し合え。
この授業の論文執筆に限らず、どのような課題であったとしても、問題を考える方法に定石があればよいのに、と思った人もいると思う。そこで、問題をできるだけ形式的に解決する方法について話し合え。
ポリヤの「いかにして問題をとくか」を読み、実践したいと思うところを示し、意見交換せよ。 原著 How to solve it はインターネットでダウンロードできる。 ポリヤの「問題解決」のリストを見て、自分の気に入った項目を取り上げ、自分のトピックにどのように利用できるかを、考え、グループで話し合え。
トピックセンテンスはどう書けばよいかを考え、意見交換せよ。
文は短く書くのがよいか、長く書いてもよいかを話し合え。
http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-674.html
チートシートやチェックリストをまとめてみた ~探しもの、問題解決からメンタル・スキルまで~
http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-433.html
文献調査と執筆はどういう順序で行うのがよいか、グループで話し合え。
考察には何を書けばよいかをグループで話し合い、3、4の要点にまとめよ。
論文の下書きを提出する前に、文章を読み直してかどうかを話しなさい。文章を読み直し、どんなことを修正したかを話しなさい。
互いに論文を見て、断定的なところ、わかりにくいところを指摘し、どうすれば良いかを話し合いなさい。
グループでチェックリストを作りなさい。
チェックリストをボードに書き、グループごとにプレゼンテーションをしなさい。
チェックリストを見ながら、論文を修正し、日曜日の朝10時までに修正済論文を提出しなさい。
発表を通して得られたフィードバックを元にチェックリストを整理しなさい。
文献引用で考えたこと、注意したことを話し合い、引用について重要な点をまとめなさい。
伊原康隆(2005)志学・数学: 研究の諸段階、発表の工夫. シュプリンガー・ジャパン株式会社 第3章 書く
大津由紀雄(2009)はじめて学ぶ言語学. ミネルヴァ書房 自分の頭で考える、20-23
小野義正(2001)ポイントで学ぶ知的な科学・技術論文の書き方. コロナ社.
Mendeley, Google Scholar, 図書館OPACなどを使えば、文献はいくらでも出てくる。
BiBTeXのエントリーも出てくるので、Mendeleyで管理すれば便利。.bibファイルにコピーペーストでき、簡単に引用もできる。