TokyoTech Linguistics D

2019-4Q Monday 5.6 W833 Linguistics A (LAH.T109)/ MOOC 101
Tokyo Institute of Technology [Syllabus]

Linguistics A (LAH.T109)/ MOOC 101: Truth of Daily Language



Class 1: 2019.12.02 Language in daily life: 日常に見られる言語

  1. このクラスは学士課程100番台の文系教養科目です。
  2. このクラスではディスカッションは必須です。
  3. 出席の他に筆記試験と研究発表が単位の要件となります。
  4. 受講を希望される方は、 [シラバス] をよくお読みください。
  5. これが教科書。生協で売っています。これをずっと使います。このクラスは教科書を使います。試験はこの範囲から出します。
    「よくわかる社会言語学」田中春美・田中幸子編著(ミネルヴァ書房)
  6. 試験の他に期末レポートの課題もあります(な・ん・と!面倒な授業だ!)。
  7. レポート課題の前にプレゼンテーション(ポスター)もあります(なんと!なんと!面倒な授業だ!)。
  8. 本日の資料 [pdf]
  9. Easy Chi-Square Calculator

Class 2: 2019.10.09 Bilingualism: 二言語・多言語の使用

  1. 先週の回答から
  2. 研究テーマの決定
  3. ポスターの作り方、論文の書き方は後日説明します。
  4. テンプレートも配布します。
  5. 本日の資料 [pdf]

Class 3: 2019.12.16 Dialects: 方言

  1. 先週の回答から: すばらしい回答どうもありがとうございます。
  2. 研究テーマの決定しましょう。
  3. ポスターはA4サイズ縦1枚です。私がA3に拡大コピーして持ってきます。
  4. ポスターの内容は、「タイトル」「氏名」「所属」「1.はじめに」「2.方法」「3.結果」「4.考察」「5.おわりに」「文献」が必要です。
  5. 資料を調べてまとめただけのポスターは失格になります。必ず自分で集めたデータが必要です。
  6. ポスターテンプレートは後日このページでご紹介します。
  7. 本日の資料 [pdf]

Class 4: 2019.12.23 Language Changes: 言語の変化

  1. 本日の資料 [pdf]
  2. 本日の付録 [ksf]
  3. 未消化課題: アイスランド語とグリーンランド語(第2回)
  4. 試験問題の作り方と実施の方法
    1. 試験問題は教科書全般から3問作って提出していただきます。
    2. 問題を明記。
    3. 出題のページ数を明記。
    4. 模範解答を明記。
    5. そのうち1問は自分が回答。
    6. 全問題はWebページにて公開。
    7. 出題のページのみ公開され、模範解答は非公開。
    8. 試験は口述試験でスケジュール予約申し込みは後日発表から。
  5. 期末レポート(ポスター)の課題のテーマを考えておいてください。
    1. 簡単(1分以内)に説明できるように考えておいてください。
    2. たとえば、「…がわからないので、…で調べたところ、結論から言えば、仮説、つまりAはBであることがわかりました」
    3. プレゼンテーションは人数が多いので、A4、1枚でクリップボードに貼り付けて発表する方式にします(か?:思案中)。
    4. フォーマットはこちら: [pdf][pptx]
    5. キャプション、サブタイトルなどは必要ですが、ここに書いてある内容があれば枠線などはなくてもよい。
    6. 課題のテーマは、今から考え、データをとって整理してテンプレートにしたがってポスターをつくりはじめると他の期末試験対策に時間の余裕が生まれるのではないかと思います。

Class 5: 2020.01.06 Register and Style: 使用域と文体

  1. 本日の資料 [pdf]
  2. 未消化課題: 言語が変化する軸(第3回)
  3. 試験問題3問作成と提出
  4. クリップボードプレゼンテーション(1月27日)
  5. 口述試験(2月4−6日)
  6. 最終論文の提出(2月10日)フォーマット

Class 6: 2020.01.20 Competence and Performance: 言語能力と言語運用

  1. 口述試験時間予約フォームはこちらから。
  2. 口述試験スケジュール確認はこちらから。
  3. 口述試験問題の提出はこちらから(提出締め切り2月1日)。
  4. 口述試験問題の閲覧はこちらから。
  5. 2020.01.27の7回目の授業は発表会を実施します。
    1. 本日の宿題に最終確定のタイトルを教えてください(絶対!これを書かないと私は成績が付けられない)。
    2. A4サイズの紙に研究内容を書く。
    3. フォーマットはこちら: pdf pptx
    4. こういう結論を大きく書いたポスターでもいいですよ。 Better Poster
    5. クリップボード(100円ショップのものでも、ダンボールでも何でも良い。自分で用意する)
    6. A4、1枚でクリップボードに挟んで発表します。
    7. A4、1枚のハンドアウトを7名分用意します。
    8. 簡単に概要を1分程度で説明できるように練習しておく。
    9. 発表は質疑を入れて5分以内で。
    10. コメント・質問をWebで1名ずつ投稿する。
    11. コメント・質問を元に改善・改稿し、最終論文として提出する。
    12. 論文原稿のテンプレートは来週のこの時間に。
  6. 試験問題は教科書全般から3問作って提出していただきます。
    1. 問題を明記。
    2. 出題のページ数を明記。
    3. 模範解答を明記。
    4. そのうち1問は自分が回答。
    5. 全問題はWebページにて公開。
    6. 出題のページのみ公開され、模範解答は非公開。
      • 問題: 人の言語能力に関して、それを例える例として風船モデルが提唱されたが、それとは別に氷山んモデルも提唱された。氷山モデル論者が考える風船モデルがはらむ2点の問題点とは何か、説明せよ。
      • ページ数: p. 115
      • 解答: 学習者が第二言語をマスターすると、母者の脳内処理容量が少なくなるという説明が曖昧な点と、すでに母語で得ている知識は第二言語でも応用されるので、風船モデルはそれを反映しいていない点。
  7. 本日の資料 [pdf]

Class 7: 2020.01.27 Poster Presentation: 論文発表会

  1. 本日の発表プログラム座席表
  2. 全員: グループ毎に別れて、6名分あるいは5名の発表を聞きます。1名10分。
  3. 発表者: A4で7枚ずつコピーしておいた自分のポスターを発表の時に聞き手に配ってください。
  4. 発表者: 発表のはじめに自分のポスター番号を皆に伝えてください。
  5. 聞き手: ポスター番号、質問、コメントを発表者1人ずつ5名分あるいは6名分提出(ここから)。
  6. 閲覧は(ここから)。 試験予約の4桁の番号が必要です。
  7. 5名グループは5名分が終わったところで、6名グループは6名分が終わったところで、ディスカッションをはじめてください。
  8. ディスカッションのテーマは「クリップボード発表して、わかったこととよかったこと」です。 ここからディスカッションの内容を各自提出してください。。
  9. 2020.02.03の8回目の授業はまとめと口述試験の確認をします。

  10. 口述試験時間予約フォームはこちらから。
  11. 口述試験スケジュール確認はこちらから。
  12. 試験問題は教科書全般から3問作って提出していただきます(提出締め切りはもうすぐ!2月1日23:59:59まで)。

Class 8: 2020.02.03 Summary: まとめ

  1. レポート執筆にはコメント・質問を見て修正してください。
  2. 口述試験スケジュール確認はこちらから。
  3. 口述試験問題の閲覧はこちらから。
  4. 試験の場所は西1号館2階207号室です。
  5. この地図11番が西1号館です。
  6. 教員フロアなので、静かに踊り場ベンチでお待ちください。
  7. 試験は教科書全般から3問出題する。
  8. ヒントはありません。回答は速やかに。
  9. 先週までのご質問にお答えします。
  10. 本日の資料 [pdf]
  11. 言語学A最後の本日の宿題はこちらから。

Class 0: 2020.02.03 Construction of Lecture: 講義の構造

講義の構造について説明する。
  1. 授業中:ディスカッションを行い、自分の言語感覚と他人の言語感覚の距離について感じること。決定的な結論に至るにはどうすればよいかを考えること
  2. 各回宿題:授業の内容を振り返って授業中の体験を整理すること。他人の考えと自分の考えの距離について感じること
  3. 教科書: 教科書を見る・いっしょに読む・読み方を学ぶ・用語に慣れる。網羅的に学術の空間を感じること
  4. テーマ: 自分で言語とは何かを考える。先入観を廃し、客観的に物事を見ることを学ぶ
  5. ポスター作成: 伝えるための材料を揃える・データを取ってみる・とり方を説明する・書き方の練習をする
  6. プレゼンテーション: 自分の考えをまとめて伝えてみる・限られた時間で考えを伝える
  7. 論文: 話しことば材料を書きことばに書き換え、両者の特性について学ぶ。引用・剽窃・研究倫理について学ぶ
  8. 問題作成: 理解することと説明できることの違いを学ぶ。教科書の読解方法を学ぶ
  9. 口述試験: 言語学と人間の関係について網羅的に学ぶ
  10. 全般: 知識としてではなく、感覚としての言語学を身につける

Class 9: 2020.02.04-06 Oral Examination: 口述試験

  1. 予約にしたがって試験を行います。
  2. 試験中録音をします。
  3. 試験問題に加え、どういう試験勉強をしたかを尋ねます。

Class 10: 2020.02.12 Paper Submission Dead Line: 論文締切

  1. 論文の締切に間に合うように提出してください。


  2. レポート執筆にはコメント・質問を見て修正してください。
  3. コメント・質問の閲覧は(ここから)。
  4. 閲覧には口述試験予約に登録した4桁数字のパスコードが必要です。
  5. 質問とコメントを参考に1ページポスターを1ページ論文に仕上げてください。
  6. 提出のテンプレート (pptx版とそのpdf)と (latex版とそのpdf)です。
  7. いずれもpdfフォーマットのみを提出といたします。
  8. pptx: そのまま使って提出前にpdfに変換してください。
  9. LaTeX: 図の横に文章を入れたいときには wrapfig を使ってください。
  10. 論文執筆上の注意事項は最終得点に影響します。ご注意ください。

論文執筆上の注意事項

  1. タイトルは明確に、疑問文や「について」は改めること。
  2. テンプレートにしたがって書かれていないものは不合格とします。
  3. 文献のリストを明記し、引用は必ず行うこと。
  4. 自分による調査・実験のないもの、文献から引用したもの、他の論文を要約したものは不合格とします。
  5. 書籍の引用の場合には、当該記載のページ数も書くこと。たとえば、その主張が、田中太郎の2016年の文献の18ページにあるものなら(田中 2016:18)と、その関係する文章の「。」の前に書くこと。論文の場合も同様。
  6. 表は横罫線のみ、タイトルは上に、図はタイトルを下に、それぞれ単独の図・表でも意味がわかるように、タイトルに続けて説明を書くこと。テンプレートの表の書き方例をよく見ること。
  7. 論文に「と思う」と書いてはならない。
  8. 論文は白黒で明示的にわかるように。
  9. 結果では、「結果は表のようになった」のように、表・図を載せただけで終わっていたら、減点する。見てほしいところ、平均値・偏差・中央値など注目すべきところ、特徴は記載すること。
  10. 論文では、箇条書きは使えない。
  11. 論文執筆上の注意事項は随時更新いたします。

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